断酒 38日目。
今日の天気や風は清々しく、新鮮な空気の香り。
ザ・冬。
子供の頃を思い出す。
友達と走り回ったり、夜は母が干してくれた太陽の匂いのするフカフカの布団で眠る。
あれは幸せだ。
ただ、今日は日頃の疲れのせいなのか、無理が生じたか、気分が良くない。子供のわがままにも一喝し、それからもイライラさんが活躍していた。
とりあえず、休もうと思うが家ではステイホームの子供たちがわがまま三昧のため、少し時間を割いてドライブ。
たまたま、寄ったお店で無性に甘いものが食べたくなりでかいチョコレートを買う。
それを食べると、あたまがすっきり冴え渡る。
このところ、糖分を摂取していなかったし、食事も控えていたので、イライラさんは脳の方のサインだったのではと思い、すぐに帰りまた子供もゆっくり過ごすことができた。
好きなものを好きなように食べれたらよいのだが、太って他人に言われるのが大嫌いだ。
いつも、相手にはしないのだがそんな他人がどこにいても不快にさせてくれる。
それが世の中なのだろう。
自分で自分の好きなものや欲しいものを買うことも難しい。
そのお金を家族のために使うのだという声がいつも聞こえるからだ。
それは母親がいつも言っていた言葉だ。
とても良い言葉だけど、自分で自分を大切にする術は教えてくれなかった。
身を犠牲にしてまで、鬱になってまで、気づかなかった。
たまには自分を大切にしようとするが、やり方がわからない。
他人に優しくすることはできる。それは慣れている。
他人に優しくされることは慣れていない。
優しくされる仕方がわからない。喜び方も難しい。ありがとうと言うのみだ。
でも、羅漢さんの言うように、人に優しくすることが自分のためだということは忘れない。