aoi diary

アダルトチルドレン 断酒生活の日記。

断酒 21日目。

正月も終わり、外はまだまだ冬の寒さが厳しい。

 

夜も冬の風の匂いが懐かしく感じる。

 

もう、高齢となった両親のことを時々思う。

あと何年、生きているのか。

あと何回、会うことができるのか。

 

すぐに会えるのに、なかなか会おうとしない。

 

亡くなった人の声は忘れやすいと言われる。

母の声、父の声を忘れないようにする。

 

あと100回会えるのかな。

思い出とか、なるべく会おうとか

まだまだ、健康な時は考えないけど

いざ、寝込んでしまったり、入院したら会えないし、思い出も作るのは難しくなる

 

だから会える時に会おう

孫の顔を見せにいこう

 

どんどん老けていく両親

変わることはないと思っていた

どんどん小さくなって見える

この感情は切ない

断酒19日目

過去の自分を癒す。

 

そんなことをしてみた。

 

Youtubeで、インナーチャイルドを癒す内容の動画を見た。

 

過去の自分を思い出してみる。

そして、その時に言いたいけどいえなかったこと。悲しいけど泣かなかったこと。

我慢することが、他の人のためになると信じて、自分が傷つきながら耐えていたこと。

祖母と両親の怒鳴り合いの中や。

父が祖母に暴力を振るう中や。

母が急に喚き散らし、心配になり側にいた中や。

周りの人に蹴られ、捨てられ、いじめられて、悲しさや怒りを解決できなかった中や。

 

体罰と洗脳で震えて過ごした高校の部活。

顧問から受けた虐待。逆境を乗り越えなければ人間形成できないと言われ、殴られ、罵られ、プライベートまで侵入され、家族を馬鹿にされ、自己否定を強要された中や。

 

これで、本当に幸せになれた?

アルコールに依存して、倉庫にガソリンを撒いて火をつけたり。暴言を吐いて傷つけたり。

 

そんな、過去の自分を癒すのだ。

本当は。本当は、逃げたかった。辛かった。寂しかった。聞いて欲しかった。慰めてほしかった。

 

幼い頃から、そんなことをやってきていた。

小さな体でよく耐えてきた。

小さな手でよく這ってきた。

 

そして

今、目を閉じて。

過去の自分を思い出して、耐えている過去の自分の本心の声を聞く。抱きしめる。

一つ一つの過去の自分を。

 

胸がすーっと、軽くなる。

 

もう大丈夫。

 

さあ。本当の自分の声を聞こう。

まずは、大好きな自然の中をゆっくり歩きたい。

 

 

 

 

断酒 17日目。

緊急事態宣言ということで、こちらでも不要不急の外出を控える。

 

去年からずっと自粛的な生活だ。

温泉に行ったり、海外にも行きたい。

 

カンボジアの1人旅はとても刺激的だった。

プノンペンからモーターボートで6時間。

アンコールワットに近い町、シェムリアップの賑やかなマーケットは、珍しいものから懐かしいような香り。

物価の安さも楽しめる。

タクシーのトゥクトゥクに乗ると、夏の風に煽られワクワクする。

そして、開放的な気持ちになる。

また行こう。

 

こう自粛生活が続くと、今までの生活に必要だったこと、不要だったことが見えてくる。

 

断酒も同じく。

晩酌の時間がなくなると、その時間でいろいろなことができる。

明日の予定を決めたり、今ハマっているインテリアのデザインを考えたり。

なにより、日々成長していく子供の貴重な時間を一緒に過ごせる。

一緒に本を読んだり、家事をやったり、じゃれあったり。

 

断酒をすると良いことがある。

趣味に没頭できる。

アルコールを摂取した状態で趣味なことをやっても、集中できなかったり、雑になりやすい。

趣味がつまらなくなってしまう。

 

あと夜、トイレに行く回数も減り、ぐっすり眠れる。

新しいふかふかの布団と枕にすると、夢心地の気分だ。

 

明日も消毒とマスクと断酒。

そんな中、生きることを楽しもう。

笑おう。

冗談を言おう。

 

断酒 13,14,15日目。

自分を受け入れるということ。

 

よい所だけではなくて、足らない部分も含めて、自分らしさだ。

 

最近、過去の自分が自分のことをすきじゃなかったことを思い出している。

 

なぜ好きじゃなかったのか。

好きじゃなくなったのか。

 

他人から指摘を受けたからだ。

恥を知り、それを拒絶した。

自分らしさを捨てたのだ。

 

自己境界が育っていなく、他人の目を気にしていた。

そんなこと気にしなくてよかった。

でも、それも自分だ。

過去の自分を精一杯、抱きしめ、受け入れる。

胸がすーっと穏やかに澄んでいく。

 

いつもなにか刺激を求めて、そわそわする。

いろいろなことを忘れることが多い。

一つをやるとどんどんと、ちがうことにむかっていく。そんな自分に怒ってばかりだったけど。

ADHDを楽しむ。

それが自分らしく生きることだ。

 

 

今年のやること

 

1日に、なにか小さなことを一つ達成する。

自尊心を育てる。

 

 

 

断酒 12日目。

朝7時。

息子に起こされ、厚着に着込んでサイクリング。

朝の光。どこかで燃えている焚火の匂い。

白い吐息。透き通った空。

鼻の中は冷たい空気でツーンと痛みが走る。

 

公園を散歩したり、最近のおはなしをしたり。

遊んでいる息子を眺めながら、缶コーヒーを飲む。

いろいろな過去を思い出す。

思い出しては、後悔しそうになる。

その過去の経験は未来のために活かされると自分に言い聞かせた。

 

親戚の集まりには参加せず、久しぶりに1人で過ごした。

贅沢な時間だ。

映画を二本見たり、新しい枕を買ったり。

 

枕はふかふかで少し高めの硬めで、布団に入った瞬間に寝てしまいそうだ。

 

明日は仕事。

 

子供の頃のように自由に好きなように遊んでいた気持ちを思い出した。

人間関係で疲れることなく、ひたすらやりたいことをやっていたあの気持ち。

また戻れたとしたら

これまでの経験を忘れず、戻りたい。

そして、誰からの声にも惑わされず、好きなことをする。

大人としての責任も持ちながら。

 

アドラーの言葉にあった

 

「好きなことをただするだけ。ただ楽しく踊っているだけで良いんだ。気づけばたくさんの人が喜んでいる。」

 

 

 

断酒 11日目。

正月はゆっくり。

しかし、本日は出勤。

よく頑張った。

 

お酒を飲まないでいると、睡眠も目覚めもまったくちがう。

気持ちが良いのだ。

つい夜中まで趣味のガンプラ製作に没頭できる。

BGMはジャズ、ファンク。

THE BOOGIE BROTHERSにBILL EVANS

至福の時。

 

今日読んだ本に興味深い内容が書いてあった。

自分のように、親がアルコール依存で両親の喧嘩ばかりで、母を守りながら育っていると、そんな生活を悲しむことができず、逃げることもできない。

健康的であるならば、悲しみを発散させ解消するべきなのだが、どうやら上手くいかなかった。

そのまま成長し、父のようにはならないと思っているのに同じことをしてしまう。その行動こそ、子供の頃の悲しみを解消しようと間違えた行動を繰り返しているというのだ。

自分がアルコール依存になり、父への信号を送っているということ。

 

その通りと考えられる。

世代連鎖の原因が垣間見えた。

この調子で、少しずつ乗り越えたいこう。

 

自分ならできる。

断酒 10日目。

新しい一年の始まりは、初日の出と共に始まった。

早朝。上の息子と厚着を着込み、極寒の外へ。

冷たい新鮮な空気と霜の匂いが体中に染み渡る。

懐かしく、気持ちが良い。

甘酒(ノンアルコール笑)、もちは海苔を巻いていただく。

こんなに穏やかな元旦は久しぶり。

年越しは大体、二日酔いだ。

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元旦でも、BOOKOFFは本が20%オフ。

2冊ほど買ってきた。

 

ちょっとした趣味を2つ持った。

インテリアを変えてみること。

スモールステップを始めること。

 

インテリア雑誌を眺めていたら、昔は自由にインテリアを飾っていたのを思い出した。

いつのころからか、他人から言われた一言がきっかけで自信をなくし興味をなくしたのだ。

今は自分の好きなことを他人からどう言われようとまったくもって聞く耳はもっていない。

 

好きなようにやろう。

 

そして、スモールステップ。

よく、自分のやりたいことを考えて、いざやろうとしたときに飽きてしまうことがあり、どうしたら楽しめるのか、取り組み方を探していた。

大きなことをやろうとすると、手の付け所が散漫になりやすいため続かない。

そんなときは、ステップを作る。段階で区切る。しかも、めっちゃ小さなことからやる。

今年はこの方法を使っていく。

趣味も楽しめる。

 

今年は健康で、家族と穏やかに暮らせる。

趣味も楽しめ、腕を上げることができる。

収入も増え、心に余裕が増える。

自分だけでなく、周りの人にも良い影響を与えることができる。

 

そう言い聞かせながら、新年の1日をしめくくろう。