断酒 24日目。
雨。雨。
夜勤明けの雨
冷たい空気が顔を締め付ける
こんな日は、ゆっくりお風呂に浸かる
あったかいコーヒーを入れる
こたつに入り、ぬくぬくしながら
好きな動画を見て、うとうとする
そんなことができる今の自分は
悩みもなく、満たされていて
自分の好きなことを考えてあがることができている。
否定する自分の声も聞こえてこなくなった。
これがあるがままの自分だ
やっとのこと、帰ってきたように感じる
お酒をたくさん飲んでも
怒りのまま言葉にしても
他人に気を使って我慢しても
得られなかったものだ
お酒を飲むことが好きだった
よっぱらって周りの人を笑わせることが良いことだと思っていた
嫌なことをお酒を飲んだ忘れようとした
飲む日も、量も増える
その繰り返しは死ぬまで続いただろう
捨てることで、大切なことを得ることができることを学んだ。
誰も自分を変えてくれない
変えようとしてくれるだけ
失って気づけば良い
そこから幸せになるために
学んでいく事ができるのだ
あの時、死ななくてよかった。